家庭の事情でフリーランスのwebエンジニア・ディレクターになって1年ちょっとたったので振り返ってみます。
こんなやつ
2017年11月でサラリーマンを辞めてフリーランスとして生活中。
2005年4月に新卒でweb受託開発会社にエンジニアとして就職。
そこから数社経て、最後は自社サービスのディレクターチームでマネジメント業務の日々でした。
なぜフリーランスになったか
目先のお金が必要だった、、
不妊治療を数年続けているけど、なかなか結果が出せないので妻には治療専念とストレス軽減のため仕事を退職してもらうことになりました。
そうなってくると、2人分の生活費と治療費を稼がないといけないので自分のサラリーでは賄えず。
ちょうど悩んでいたタイミングでフリーランスに誘ってくれる人がいたのでエイヤ!で決断。
(ダメだったらサラリーマンに戻ればいいかくらいの考え)
結果、フリーランスになってよかった
不安ばかりの中フリーランスになってみたけど、今はよかったかなと思えてます。
まずは不妊治療が成功して、メンタルが戻ってきた。これが大きい。
(フリーランスと不妊治療の話は別で書こうかな)
お金がジリ貧になることもなくて助かった、、
どんな働き方をしたか
3つの仕事をしていました。
・フルタイム常駐でwebサービスの開発や運用の仕事
・フルリモートでwebサービスのディレクションの仕事
・単発リモートで開発の仕事
常駐の仕事は働き方的にはサラリーマンと変わりませんね、、
みんなと同じ時間に電車に乗るし残業するしでフリーになった感ゼロ。
あとは業務での開発が久しぶりなので、キャッチアップがんばったくらい。
開発楽しいのでそこは大丈夫でした。
リモートでのディレクション業務はものすごく難しかったです。
前の会社からもらったお仕事だったので、人間関係ができていたのが救い。
会話すると数分で解決するようなことに時間がかかったりして、リモート業務の難しさを感じました。
妊婦検診に同行したり出産に立ち会ったりしたいので、2019年は常駐でのお仕事を辞めてリモートでの業務に絞っています。
よかったこと
・税金周りや確定申告を理解できた
まだ2回しか確定申告を経験していないですが、なんとか理解できてきた。
今までは会社の年末調整だけでなにもわかってなかったので、、
税金と社会保険て高いなぁ。
・「いつでも辞めたらいいか」で気持ちを楽にできた
正社員で転職するとキツくても1年はいないと!みたいなことありませんか?
僕はそうでした。
でもフリーだとそんなこと気にしなくていいんです。そう思えただけでスッと楽になりました。
結局1年以内に離れた仕事はなかったですが。
・同じような働き方をしている人と繋がりができた
フリーランスで働いてる人とお話しする機会が格段に増えました。
みんな仕事量に波があるので、受けきれない時は知人に回して、ヒマになったら誰かに回してもらって。
スキルも大事だけど、横のつながりってものすごく大事。
・webの知識がない人とのコミュニケーションを学べた
自社サービス時代はもちろん、受託開発時代もお客さんはwebの知識がある人ばかりでした。
フリーになった時のお客さんはwebの知識がまったくない場合もあり、コミュニケーションに苦労することもありました。(よく考えたらそういうパターンの経験なかったなと、、)
自分の経験不足を痛感できたよい経験でした。
イマイチなこと
・やっぱり将来は不安
いつまで仕事がある状況を継続できるか。
数年先は大丈夫な感じがするけど10年先と言われると自信なし、、
・土日を休みにしがち
(フルリモートのみになってからの話)
フリーっぽく自分で時間コントロールして、平日休みにして外出したりできる!
そう思ってた時期もありました。
でもお客さんは平日に仕事をしているので、やっぱり平日に連絡がたくさんきます。
すぐに対応したい自分としては平日にPCの前に座っていることが多くなり結局土日休みにしがち、、
・立場の違いを理解して行動することに時間がかかった
今までは正社員で自社のwebサービスに携わっており、外部エンジニアなどのパートナーさんと仕事をしてきました。
仕事をお願いして指示した通りにやってもらう感じですね。
でも、フリーになると自分がパートナーさんの立場です。指示される側です。
この違いが頭ではわかっていてもなかなか行動に反映されず慣れるまで苦労しました。
この先
とりあえず産まれるまではフルリモートを継続して、産まれて1ヶ月くらい経ったらまた考えようかと。
常駐案件や正社員の「定期的に決まったお金入ってくる感」は安心します。
今は、このままいったら何ヶ月先まで生活できるかな?にビクビクしてるので、、